冬らしいと言えば冬らしい厳しい寒さが続いています。冬休みが明けて久しぶりに全園児が揃うと思っていた矢先に大雪。せっかくの3学期スタートで出ばなをくじかれてしまいましたが、子ども達は一面の雪景色に大喜びだったのではないでしょうか。もしかすると、一面雪景色の世界を生まれて初めて見たお子さんたちも多くいたのではないかと思います。雪が降り積もると人通りや車の量も減り、夜にはいつもと違う静けさに包まれ、時折車のチェーンの音が聞こえ、独特な雰囲気になります。若い頃は何だか意味もなくワクワクしてくるような心境だったことを思い出します。子ども達もきっとうれしい一日になったことでしょう。ただ、大雪による大きな被害は無かったものの、園では3学期初日から自由登園となってしまい、申し訳ございませんでした。新年を迎えたとは言っても、園としては令和3年度の大切な締め括りの学期となります。令和3年度がこども達にとって良い思い出の年となるように、残りの日々を大切に過ごしていきたいと思います。3学期もどうぞよろしくお願い致します。
先日、習志野警察署のお巡りさんや交通安全協会の方が来園し、5歳児に交通安全教室を開催してくださいました。①「道路は右の端を歩きましょう。」(歩道があるときは勿論、歩道のない道路を歩くときも前からくる車などが見えるように、右側の端を歩く)、②「信号が青の時だけ渡りましょう」(信号が黄色や青の点滅のときは、止まりましょう。渡っている途中の時は急いで渡りましょう。)、「横断歩道を渡るときは、一度止まって右を見て、左を見て、もう一度右を見て、車が止まったら渡りましょう。」(横断歩道の3歩手前で止まって、目だけでなく顔も一緒に右を見て、左を見て、もう一度右を見て、右手をあげて車が止まってから渡りましょう。渡っている時も左右を確認しながら渡りましょう。)という内容でした。
昨今はどこへ行くにも車や自転車で移動することが多くなり、交通ルールを学ぶ機会も減ってきています。子ども達が実際に歩いて移動することが減ったため、交通事故は一人で道路を歩き始める小学1年生に多いと言われています。春から小学生となる5歳児の子ども達も、絶対に事故に合わないように気を付けて元気に通ってほしいと思っています。また5歳児に限らず、天気や陽気の良い日はできるだけ保護者の方と一緒に自分の足で移動する機会を設け、道路の歩き方や渡り方、その他にも公共でのマナーなども併せて教えてあげられるといいですね。そして、何より私たち大人も普段からその見本となるような行動と、車や自転車などでの安全運転を心掛け、事故無く安全に暮らせるまちづくりに貢献していきましょう。
園長 藤本 志磨
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