若葉の緑がいっそう鮮やかに感じられる頃となりました。子どもたちは少しずつ新しい環境に慣れ、4月当初の不安げな表情が和らぎ、今では笑顔で過ごす姿が多く見られるようになりました。5月のゴールデンウイーク後には、慣れがリセットされ、不安で登園渋りをする子もいるかと思います。しかし、それも連休明けあるあるの姿ですので、どうぞ心配なさらず、徐々にいつものリズムに戻していただければと思います。
さて、今回は何を書けばいいかと悩んでおりましたが、新入園児の方も多いので、青葉幼稚園が取り組んでいるペップトークについて少し書かせていただきたいと思います。
青葉幼稚園は数年前から「ペップトーク実践園」として認定を受け、3.3.7ペップや年長さんを対象にしたペップ保育「こども講演」などを行っています。ペップトークとは、100点を取るためではなく、持っている力を最大限引き出せるように、自信や自己肯定感を高める言葉かけになります。「頑張りなさい」「絶対一位を取れるよ」と結果だけにフォーカスして盛り上げるのではなく、共感を交えながら、自分の持っている力を最大限出せるような雰囲気を作ることがポイントです。有名なものですと、前々回の野球の世界大会(WBC)のアメリカ戦で、大谷翔平選手がチームメイトに語ったスピーチがペップトークの要素を含んだ内容になります。あの大谷選手の言葉は、「勝たなければいけない」というプレッシャーを与える言葉ではなく、「できる!」「やってやろう!」と仲間のポテンシャルを最大限発揮できるような雰囲気作りをした素晴らしい内容だったと思います。子育てに置き換えるなら、「できた結果だけを褒める」「結果を求める」ではなく、「過程を褒める」「頑張ろうとする気持ちを大切にする」「してほしくないことではなく、してほしいことを伝える」という部分を大切にすることが、ペップな関わりになると思います。
今年度も年長さんは、講師の倉部先生(くらちゃんせんせい)をお招きし、年4回こども講演を予定しております。内容は回によって変わりますが、お友達の素敵なところを伝え合う時間、ありがとうを伝え合う時間、そして、大人に成長していくために大切な「思いやり」や「自己理解」を、5歳児がわかりやすいように絵本のようなストーリーにして講演していただいております。お友達や先生から自分自身の素敵なところや、日ごろのありがとうを伝えられる子どもたちは、とても嬉しそうな顔をして生き生きとしています。また、人のダメなところに目を向けるのではなく、良いところを見つける目を育てることにも繋がります。毎年どこかで、年長さんの保護者様にはこども講演の参観可能日を作りたいと考えています。その際はぜひ子どもと一緒に講演を聞いていただければと思います。
最後になりますが、5月からは本格的にカリキュラムも始まり、慌ただしい日々がスタートしていきます。そして、ここから子どもの成長は更に加速していくことと思います。日々の体調管理や事故等に気を付けて、充実した時間を過ごしていってほしいと願っています。
5月も素敵な一か月にしていきましょう!
園長 藤本 利樹
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