冬らしい厳しい寒さが続き、日中の晴れた日でも身の引き締まるような寒さを感じる季節となりました。そんな凍えるような寒さの中でも、子ども達は元気いっぱいです。ニコニコした笑顔で友達と声を掛け合いながら園庭へ飛び出し、鬼ごっこをしたり遊具に登ったりと、体を動かすことを心から楽しんでいます。寒さに負けることなく遊びまわる子ども達の姿に、私たち大人の方が元気と活力をもらっているように感じます。
一方で、晴れの日が続き外遊びがしやすいこの時期は、空気の乾燥による感染症の流行が心配される時期でもあります。園では室内の湿度管理や換気を意識しながら、子ども達が安心して過ごせる環境づくりに努めていますが、市内の小・中学校では学級閉鎖や学年閉鎖が相次いでいる状況です。インフルエンザは高熱が出るというイメージがありますが、最近では微熱程度の症状でも陽性反応が出るケースや、発症直後の検査では陰性であっても、翌日の再検査で陽性となるケースも報告されています。ご家庭におかれましても、手洗い・うがいなどの基本的な予防とともに、お子様の体調の変化に十分ご留意いただき、体調が優れない場合には無理な登園を控えるなど、感染拡大防止へのご理解とご協力をお願いいたします。
さて、新年を迎えたと思ったら、あっという間に2月を迎えようとしています。今年は冬季オリンピックをはじめ、野球やサッカーなど、世界的なスポーツ大会が数多く開催される年でもあります。テレビやインターネットを通して選手たちの姿を目にする機会も増えることでしょう。そんなスポーツ観戦では、直接会ったこともなく、言葉を交わしたこともない選手であっても、多くの人が自然と心を寄せ、熱心に応援します。それは、相手の表情や行動を通して、「今どんな気持ちなのだろう」「どれほど努力してきたのだろう」と想像し、共感する気持ちが生まれるからだと言われています。
懸命に挑戦する姿や、困難を乗り越えようとする姿に心を動かされる経験は、私たち大人にとっても大きな力になります。そしてそれは、日々の園生活の中で一生懸命に遊び、学び、成長していく子ども達の姿にも通じるものがあるように感じます。結果だけでなく、その過程にある努力や挑戦を温かく見守り、共に喜び、励ますことの大切さを、改めて感じる今日この頃です。
寒さの厳しい季節はまだ続きますが、子ども達一人ひとりの成長を大切にしながら、心も体も健やかに過ごせる一年にしていきたいと思います。今年も職員一同力を合わせ、子ども達と共に歩んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
園長 藤本 志磨