2026年4月1日水曜日

園だより 令和8年度 4月号

 

ご入園・ご進級おめでとうございます!!

春の陽ざしが心地よく感じられる季節となりました。

保護者の皆さまにおかれましては、お子さまのご入園・ご進級、誠におめでとうございます。

まずは、新入園児ならびに在園児の保護者の皆様に対し、数ある幼稚園、こども園の中から、大切な我が子の成長の場として青葉幼稚園を選んでいただいたことに深く感謝申し上げます。

このたび、青葉幼稚園の園長に就任いたしました藤本利樹(ふじもと りき)と申します。至らぬ点が多々あるかと存じますが、青葉の伝統を大切にしつつ、子どもたち一人ひとりが心身ともに健やかに成長できる環境づくりを、職員一同と力を合わせて努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

今年度最初の園だより、そして青葉幼稚園リスタートの最初の園だよりということで、今回は原点に帰り、青葉幼稚園の歴史について書かせていただきたいと思います。

 青葉幼稚園は1967年に創設され、来年度で60周年を迎えます。

なぜ59年前に青葉幼稚園ができたかというと、私の父である理事長(藤本志磨)のお姉さんがきっかけとなります。元々健常児として生まれた彼女は、ある日の予防接種をきっかけに、高熱が続き、脳に障害を負って障害児となりました。当時は今以上に、障害がある人への偏見や差別が大きい時代で、どこの幼稚園も彼女を受け入れてくれない状況でした。そこで、理事長の両親は全く畑違いの業種から、「ハンデがある子でも、できるだけみんなと同じ経験ができる園を創ろう」という想いから、青葉幼稚園は誕生しました。

 多くの苦労を乗り越えての開園後も、まだまだこれからという時期に、初代園主(藤本満)が突然の病死。その後の多くの逆境も、たくさんの職員に支えられながら、青葉幼稚園は守られ、成長し、現理事長に引き継がれました。現理事長が園長に就任してからは、様々なカリキュラムを取り入れながら、時代に合わせて進化をして参りましたが、その中でも、青葉幼稚園の歴史、原点という部分は忘れることなくここまで運営されてきました。そして今年度から、そのバトンを引き継ぎ、次の時代に合わせたリスタートとして青葉幼稚園は進んでまいります。

 どんな子どもを育てていけばいいのか。それは時代によって変化すると私は考えています。その時代の価値観や常識、10年後20年後どんな世の中になるかを想像し、これからの社会を生きていくうえで必要な力を育てていかなければいけません。しかし、時代関係なく変わらないもの、変えてはいけないものもあります。日本が世界に誇れるものの一つが、利他の精神。人間性の部分だと思います。感謝の心、自律心、謙虚さや誠実さ、この部分は時代の変化に揺らぐことなく、これから先もずっと大切なことだと考えながら、園を運営していきたいと思っています。

以上、本年度も青葉で過ごす全ての人にとって、素敵な一年にしていきましょう!

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

園長 藤本 利樹

2026年3月18日水曜日

園だより 令和7年度最終号

  春の陽ざしがやわらかく園庭を照らし、芝生にはうっすらと緑が見えるようになってきました。今年度も、青葉幼稚園に温かいご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

また、私も今年度をもちまして青葉幼稚園園長を退任することとなります。振り返れば、私が園長として過ごした年月は、かけがえのない時間の連続でした。入園したばかりで不安そうな表情をしていた子どもたちが、友だちと手をつなぎ、笑顔で駆け回る姿。初めての活動に挑戦したときの目の輝き。運動会や発表会に向けて一生懸命取り組む姿。その一つひとつの小さな成長を見守ることで、私自身も学び、支えられ、成長させてもらいました。子どもたちから教わった「挑戦することの素晴らしさ」や「頑張りぬくことの大切さ」は、私の心の宝物です。

そして保護者の皆様には、日々の登降園やご家庭でのご協力を通して、園の教育・保育活動に深く関わっていただきました。皆様の温かい応援や信頼があったからこそ、私たちは安心して子どもたちと向き合い、保育をすすめていくことができました。園生活の中で感じた小さな「できた!」の瞬間を、共に喜び、支えてくださったこと、心より感謝申し上げます。これからも青葉幼稚園が、子どもたちにとって安心で楽しい学びの場であり続けるために、保護者の皆様の変わらぬご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

また、たくさんの職員と一緒にこの青葉幼稚園を運営できたことも、私にとって大きな学びと喜びの時間でした。子どもたちに寄り添い、悩み、喜びを分かち合いながら、一歩ずつ園を築き上げてきた日々は、何ものにも替えられません。職員一人ひとりの情熱と努力から、私自身も多くのことを学ばせてもらい、園長として、人として成長させていただきました。困難にも強い職員たちは、私にとって本当に自慢でした。

新年度は新しい園長が就任いたしますが、これまでの園の伝統を大切にしつつ、さらに園を発展させていけるよう、皆様には是非温かく見守り、応援していただければ幸いです。子どもたちの成長を第一に考える職員たちとともに、新しい園長も必ずや全力で園を導いてくれるはずです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

最後に、青葉幼稚園で過ごした子どもたちの皆さんへ。
皆さんの無邪気な笑顔、まっすぐな好奇心、最後まで頑張りぬく力、そして友だちや先生を思いやる優しい心は、私の胸に深く刻まれています。青葉幼稚園での経験が、皆さんの心の根っことなり、未来への大きな力となることを心から願っています。どんなに時間が経っても、遠くに行っても、ここで過ごした日々を忘れず、たくさんのことに挑戦し、元気いっぱいに成長してください。そしてたくさんの人を幸せにしてあげられる素敵な人になってください。

 

青葉幼稚園での日々は、私の人生の宝物です。保護者の皆様、地域の皆様、職員の皆様、そして何より子どもたちに、心からの感謝を込めて、これまで本当にありがとうございました。皆様の温かい応援とご理解に支えられて、私は園長としても、人としても大きく成長させてもらいました。心からの「ありがとう」を込めて、青葉幼稚園のこれからの発展と、子どもたちの未来の幸せを祈り、青葉幼稚園園長としての最後のご挨拶とさせていただきます。

本当にお世話になりました。そして、ありがとうございました。

 

幼保連携型認定こども園青葉幼稚園 園長 藤本 志磨

2026年3月1日日曜日

園だより 令和8年3月号

やわらかな日差しが感じられる日も増え、徐々に春の足音が近づいてきました。特に年長さんにとっては園生活最後の月となり、入園してから今日までの成長を感じながら、一日一日を大切に過ごしています。

一年という期間は早いもので、気づけばもう進級、卒園のシーズンとなりました。最も長い子では、生まれてからほぼ全ての時間に当たる6年間をこの青葉幼稚園で過ごしており、我が子のように成長を間近で見させていただいた私たち職員にとっては、毎年寂しい季節でもあります。

普段は職員室に居る時間が多い私も、カリキュラムや行事で過ごした時間、お部屋に行って一緒に遊んだり会話をした時間など、様々な思い出があり、どれも楽しかった思い出として残っています。担任ならばその何倍もの思い出があり、喜怒哀楽を共有してきた子ども達が巣立っていくこと、自分のクラスではなくなることに大きな寂しさを感じることでしょう。

この職業は儚いもので、大人の私たちの記憶には残り続けても、子ども達からは徐々に幼稚園の思い出や先生の記憶が薄れてなくなっていきます。数年経てば、街ですれ違っても先生だと気付かない子もいるでしょう。それは、それだけ刺激的な経験や日々を過ごしている証であり、当たり前のことです。しかし、子ども達から青葉幼稚園での記憶がなくなっても、青葉幼稚園で過ごした日々、成長した事実は変わらず子ども達の中で生き続けます。だからこそ、最後まで子ども達を指導し、教育・保育していくことが我々の仕事です。

3月は先述の通り、進級や卒園のシーズンということで終わりに向けた仕上げのイメージがありますが、私は「リスタート」に向けた準備期間だと感じています。

子ども達の人生という長い目で見た時に、幼稚園を卒園して小学校に上がることや次の学年に変わることは、ステージの切り替わりはありますが、どれも成長の流れの中の一つにすぎません。ですので、3月は終わりに向けた纏めの時期ではなく、4月から良いスタートができるように、次のステージやステップを見据えた準備期間だと感じています。各クラスの職員も「これで終わり」という保育ではなく、次の学年を見据えて日々の保育を行っています。

残り少ない期間ですが、最後まで沢山の経験や思い出を作り、立派に次のステップへと進めるよう、青葉幼稚園として保育を行っていきますので、ご家庭でも子ども達の成長を温かく見守っていただけますと幸いです。

                                                                                                                                        総務主任 藤本 利樹


2026年2月1日日曜日

園だより 令和8年2月号

  冬らしい厳しい寒さが続き、日中の晴れた日でも身の引き締まるような寒さを感じる季節となりました。そんな凍えるような寒さの中でも、子ども達は元気いっぱいです。ニコニコした笑顔で友達と声を掛け合いながら園庭へ飛び出し、鬼ごっこをしたり遊具に登ったりと、体を動かすことを心から楽しんでいます。寒さに負けることなく遊びまわる子ども達の姿に、私たち大人の方が元気と活力をもらっているように感じます。

一方で、晴れの日が続き外遊びがしやすいこの時期は、空気の乾燥による感染症の流行が心配される時期でもあります。園では室内の湿度管理や換気を意識しながら、子ども達が安心して過ごせる環境づくりに努めていますが、市内の小・中学校では学級閉鎖や学年閉鎖が相次いでいる状況です。インフルエンザは高熱が出るというイメージがありますが、最近では微熱程度の症状でも陽性反応が出るケースや、発症直後の検査では陰性であっても、翌日の再検査で陽性となるケースも報告されています。ご家庭におかれましても、手洗い・うがいなどの基本的な予防とともに、お子様の体調の変化に十分ご留意いただき、体調が優れない場合には無理な登園を控えるなど、感染拡大防止へのご理解とご協力をお願いいたします。

 

さて、新年を迎えたと思ったら、あっという間に2月を迎えようとしています。今年は冬季オリンピックをはじめ、野球やサッカーなど、世界的なスポーツ大会が数多く開催される年でもあります。テレビやインターネットを通して選手たちの姿を目にする機会も増えることでしょう。そんなスポーツ観戦では、直接会ったこともなく、言葉を交わしたこともない選手であっても、多くの人が自然と心を寄せ、熱心に応援します。それは、相手の表情や行動を通して、「今どんな気持ちなのだろう」「どれほど努力してきたのだろう」と想像し、共感する気持ちが生まれるからだと言われています。

懸命に挑戦する姿や、困難を乗り越えようとする姿に心を動かされる経験は、私たち大人にとっても大きな力になります。そしてそれは、日々の園生活の中で一生懸命に遊び、学び、成長していく子ども達の姿にも通じるものがあるように感じます。結果だけでなく、その過程にある努力や挑戦を温かく見守り、共に喜び、励ますことの大切さを、改めて感じる今日この頃です。

 寒さの厳しい季節はまだ続きますが、子ども達一人ひとりの成長を大切にしながら、心も体も健やかに過ごせる一年にしていきたいと思います。今年も職員一同力を合わせ、子ども達と共に歩んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

園長 藤本 志磨

2025年12月19日金曜日

園だより 令和8年1月号

  一年で最も昼が短くなる冬至を数日後に控え、クリスマスや年末年始に向けて街の空気にも慌ただしさが感じられる頃となりました。

新年を迎えるにあたり、保護者の皆様にはこの一年も多くのご協力を賜り、心より感謝申し上げます。皆様の支えがあってこそ、子どもたちは安心して、毎日笑顔で園生活を積み重ねることができました。

今回は1月号とはなりますが、終業式に合わせて年内の配信となりますため、今年最後のおたよりとしてお届けいたします。

 

皆様、そして子ども達にとって2025年は如何だったでしょうか。順風満帆な一年を過ごされた方もいれば、苦労した一年の方もいらっしゃるかと思います。

特に子ども達は、大人以上に初めての経験が多く、毎日が新鮮で長い一年だったことでしょう。その長い一年の中で、沢山の喜怒哀楽という感情にも触れてきたと思いますが、この喜怒哀楽が、大人への成長、人生の彩になっていくと私は感じています。良い一年も、思うようにいかなかった一年も、それぞれの人生という本の中のたった1章です。

この人生の中で、これから先にはまだ何も書かれていない白紙のページが沢山あります。そして、良い物語には必ず途中で試練があり、ここまで楽しいページばかりだったとしても、この先のどこかで必ず重いページがやってきます。しかし、人はそれを乗り越えていくことで、更に良い物語が生まれると思っています。子ども達には、「終わり良ければ総て良し」。どんな一年だったとしても、毎年良い一年の締めくくりをして、また翌年の新しいページに繋げていってほしいと思っています。

さて、話は少し変わりますが、1号認定の子ども達は20日から、2.3号認定の子ども達は一番遅くて28日から冬休みになります。冬休みは、ご家庭で過ごす時間が増えることで、子どもたちがいつも以上に家族のぬくもりを感じられる時期です。私自身も、冬休みの家族との思い出や、何とも言えない温かい年末の空気感など、今でも鮮明に覚えていることが多いです。クリスマスや年末年始の行事、親子でゆったりと過ごす時間、親戚との関わりなど、さまざまな体験が子どもたちの心を満たし、成長を後押ししてくれます。お休み明けには、冬休みの思い出を話しながら言葉が増えていたり、できることが増えていたり、表情がぐっと頼もしくなっていたりと、短い期間でも大きな変化を見せてくれることも珍しくありません。保護者の皆様はいつも家事やお仕事でお疲れのことと思いますが、少しゆっくりできる冬休みに、より一層の体験や愛情を子ども達に注いであげていただければと存じます。

 

結びとなりますが、本年も青葉幼稚園は多くの方々に大変お世話になりました。本当にありがとうございました。体調管理には十分お気をつけて、良いお年をお迎えください。そして年明け、子どもたちの元気な姿に会えることを楽しみにしております。


総務主任 藤本 利樹

2025年12月9日火曜日

園だより 令和7年12月号

 朝晩は寒さを感じる日が増えてきました。園庭の赤楓の紅葉も一気に進み、今年も鮮やかで素晴らし姿を見せてくれています。葉っぱが落ちるまでのわずかな間しか見られない姿ですから、皆さんにも是非見て頂きたいと思います。

 寒さと同時に今年は例年よりもインフルエンザの流行が早く訪れ、この後の発表会に向けて心配な日々が続いています。手洗い、うがい、湿度管理など基本的な対策とともに、健康観察と早めの対応が感染拡大を防ぎます。本人の体調のことだけでなく、集団生活をしている一員として、決して無理や安易な判断はせずに、病院受診や家庭保育などのご理解とご協力をお願い致します。

 

さて、発表会を目前に控え、今は日々クラス毎に練習に余念がありません。当日来場されるお客様に少しでも素敵な姿をご披露するため、子どもたちは一生懸命に取り組んでいます。自信のなさや照れなどが邪魔をして自分の殻をなかなか破れない子もいれば、見てもらうことに喜びを感じ、楽しそうに踊ったり演技をしたりする子もいます。それぞれの子どもたちがそれぞれの目的や課題を持ちながら取り組んでいます。人前が苦手な子にとっては本当に大変なチャレンジでしょう。しかし、その苦手なことにチャレンジすること、最後まで努力し続けることに大きな価値があります。最近は苦手なことや上手くいかないこと、大変なことを避けて、やりたいことや好きなことにひたすら取り組むことが良しとされる時代になりつつあります。子どもが嫌だと思うことやストレスを溜めることは成長にとって良くないこととして認識されてしまっているからです。

しかし、私はそれは大きな勘違いだと思っています。人間は小さな頃から必ず何かしらのストレスを感じながら、それを乗り越えたり我慢したりしながら成長していくものです。小さな頃から小さなストレスを何度も乗り越え、成長とともに徐々に高く大きくなっていく壁を乗り越えていく経験が、社会に出た時の生きる力や逞しさとなります。最近はストレス耐性が低く、心が脆い人が増えてきました。ストレスの多い世の中に変化したということもあるかもしれませんが、それと同時に必要なストレス耐性、レジリエンス(困難や逆境の中でも、立ち上がって前に進もうとする力や柔軟性)を身につけないまま年齢だけを積み重ねてきている人が増えていることも大きな一因ではないかと思っています。今、自分の問題点をどう分析するのか、原因は何か、どうしたらその問題を克服できるのか、解決できるのか、そんな事を考え、向き合う経験が少なければ、当然自分がどうしていいか分からずに追い込まれる一方で、簡単に現実から逃げる選択をしてしまうのも頷けます。人間ですから落ち込んだり心が折れたりする時は必ずあります。しかし、大切なのはそこから早く立ち上がり、再び前に進もうとすることができる力、最後までやり切る力、物事を柔軟に考える柔軟性です。そのレジリエンスの力を年齢とともにしっかりと育てていくことが、子どもたちの本当の将来の幸せにつながるものと私たちは信じています。

日々の生活や行事など、園生活の中には様々な出来事があります。楽しいことやうれしいことから辛いことや悲しいことまで本当に色々な事があるはずです。しかし、それら全てが大切な経験である事と信じて、今はとにかく目の前の出来事に一生懸命取り組んでほしいと思います。今年の発表会も、それぞれの子どもたちにとって実り多い機会となる事を願っています。

園長 藤本 志磨

2025年11月1日土曜日

園だより 令和7年11月号

 夏の暑さが嘘だったかのように、10月に入ってからは日ごとに気温が下がり、あっという間に秋から寒い冬へと移り変わりそうな今日この頃です。

幼稚園では、無事に運動会が終わり、次は12月の発表会に向けて、職員・子ども達が各クラス一生懸命練習を始めております。運動会とは打って変わって、お遊戯・劇という、演技力やリズム感、記憶力などが必要となる発表会では、また新たな才能の片鱗を見せてくれる子どもたちが出てくるだろう、と楽しみにしております。

その一方で、発表会に限らず、青葉幼稚園の2学期には沢山の行事やカリキュラムがあり、人には得意不得意がありますので、活動によって気の進まない子ども達もいます。その姿を見ていて、可哀想に感じてしまうこともあります。しかし、その経験こそが、逞しい大人になるために必要な経験でもあると感じています。

私がよく勉強させていただいている、埼玉県のとある園長先生はこのように仰っていました。「保護者は勿論、先生も子どもの幸せを願う。幸せになってほしい、幸せでいてほしい。でも、その幸せの感じ方を考えてほしい。転ばないようにすること、嫌なことから守る事。そうして守られた子どもの笑顔に幸せを感じるのではなく、(物理的にも、経験的にも)転んでも起き上がろうとすること、その頑張っている姿に幸せを感じてほしい」

これは、前回私が8.9月号で書かせていただいた「困難(壁)を乗り越える力」にも繋がっていると感じています。

勿論、私たち大人が事前に守らなければいけない場面、止めなければいけない場面もたくさんあります。大ケガをしないように、深い傷がつかないように守るのが、大人の役目であることも多くあります。しかし、それだけでは本当の子どもの成長には物足りないとも感じています。時には転ばないように、失敗しないように手を差し出すのではなく、転んでからどのように手を差し伸べるか、失敗してからどのようにフォローするか。一歩先を見据えて、適切な道しるべを作ってあげる。この経験が、子ども達の成長を加速させ、立派な大人へと導いてくれると考えています。

あと一か月先にはなりますが、12月の発表会では練習以上の力を発揮できる子もいれば、セリフが飛んでしまう子、振り付けを間違える子、緊張から涙する子など、様々なことが起きると思います。大人や本人が望んでいる結果にならないことがあるかもしれません。しかし、子ども達はそれでも人前に立ち、自分なりに最後までやり抜くはずです。それが発表会の意義の一つでもあると考えています。保護者の皆様には、できなかったこと、失敗したことではなく、その子それぞれの頑張りや成長に幸せを感じ、結果だけではなく「過程」を褒められるように、発表会までの1か月、お子さまの成長を見守っていただけますと幸いです。

最後になりますが、素敵な発表会になるよう、子ども達はもちろん、職員も練習や衣装、壁面の準備など、一生懸命頑張って参ります。是非、温かい心で楽しみにしていただけますと幸いです。

総務主任 藤本 利樹

園だより 令和8年度 4月号

  ご入園・ご進級おめでとうございます!! 春の陽ざしが心地よく感じられる季節となりました。 保護者の皆さまにおかれましては、お子さまのご入園・ご進級、誠におめでとうございます。 まずは、新入園児ならびに在園児の保護者の皆様に対し、数ある幼稚園、こども園の中から、大切...