2023年10月2日月曜日

園だより 令和5年10月号

 長く続いた残暑も、朝夕は少し涼しくなって秋の気配を感じられるようになってきました。また、日中はまだ気温が上がる日もありますが、湿度が少しずつ下がってきているので真夏のころの暑さとは少し感じ方が変わってきました。これから秋が深まっていく間は1日の気温差も大きくなります。体調管理も難しくなってきますので、十分にお気を付けください。また、2学期が始まってから市内の小中学校や教育保育施設で、インフルエンザや新型コロナウイルスによる学級閉鎖が未だ治まっていません。このまま冬に突入する可能性もあるので、ニュースなどでも言われているように、インフルエンザの予防の一つとしてワクチン接種も検討すると良いのかもしれません。これから先も元気に毎日を過ごすために、引き続き健康管理に努めていきましょう。

 

改めてのお話になりますが、5月のゴールデンウィーク明けから新型コロナウイルス感染症が第5類に移行しました。これから新型コロナが次第に落ち着いてくると思いこんでいましたが、待ってましたとばかりにコロナ禍で影を潜めていたその他の感染症も一気に広がり始めたような状況になっています。インフルエンザや手足口病、プール熱などが全国的に非常に増えているようです。コロナ禍では、新型コロナウイルス以外の感染症が本当に激減し、インフルエンザに至っては数年に亘って園ではほとんど感染者が出ませんでした。しかし、テレビでも専門家が語っているように、新型コロナウイルス以外の感染症が流行らなかった分、それらの感染症の免疫力が低下していることが、感染し発症する人が増えている原因の一つにあると言われています。コロナ禍では徹底して消毒や手洗いを行い、マスクを着用したり他者との接触機会を極力減らしたりなどしてきたお陰で、新型コロナウイルスだけでなくその他感染症も予防することができていました。しかし、これからも徹底した感染対策をし続けることは現実的ではなく、ある程度の人の交流は仕方ありません。ですから、これからは感染を防ぐことばかりでなく、様々な感染症に対する抵抗力・免疫力をもう一度体の中に作っていくことが重要になってきます。また、仮に予防のワクチンを接種したとしても、絶対に感染しないというわけではありませんから、万が一感染したときに長期化や重症化しないよう、日頃から健康管理に気を付けながら“心身ともに元気!”という状態を保ち続けることがとても大切です。しっかりと栄養や睡眠を取り、時には精神的にもリフレッシュする時間を作るなど、気を付ける様にしていきましょう。

 園長 藤本 志磨

園だより 令和6年5月号

  徐々に日中の気温が上がってきました。まだ気温は上がっても湿度は高くないのでそこまでの厳しい暑さではないですが、体が暑さに慣れていない分、今から熱中症には十分に気を付けていきたいと思います。また、ご家庭でも夜の睡眠時間を十分にとり、朝食で水分と塩分も含めた栄養をしっかり補給して...