2024年4月17日水曜日

園だより 令和6年4月号

 ご入園・ご進級 おめでとうございます!

 今年は桜の開花が早いと言われてから寒さが逆戻りして、待ち遠しかった開花宣言が先日ようやく出ました。まるでこの入園、進級に合わせてくれたかのようです。とても素敵な一年のスタートとなりました。今後は暖かい日も増えて、緑が増え、花が咲き乱れ、小さな生き物たちも活動が活発になり、街中も一気に春の装いに変わっていくでしょう。入園・入学・進級・入社・異動など、ハラハラドキドキの新しい生活がスタートする人も多い時期。今までの生活が充実していた人もそうでなかった人も、心新たにリスタートを切るには絶好の時期です。令和6年度が皆さんにとって素晴らしい一年になりますよう、お祈り申し上げます。

 

あらためまして、いよいよ令和6年度が始まります。子ども達も入園・進級ということで、最初のうちはワクワクと同時に不安もいっぱいの日々が続くと思います。私ども職員一同、まずは子ども達が一日も早く安心して、そして毎朝楽しみに登園できるよう信頼関係の構築を最優先にしながら保育をしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 現代のストレス社会の中で、昨今「ストレス耐性」という言葉を耳にすることがあります。「ストレス耐性」とは、ストレスの原因に対しての抵抗力や適応力などの力のことです。このストレス耐性が高ければ精神的にも安定して生活が遅れるでしょうし、逆に低ければストレスによって眠れない、常にイライラ、物事に集中できない、最悪の場合体調面にも支障をきたす可能性が高くなってしまいます。ストレスは当然ない方が良いに決まっていますが、生きていく中でストレスを一切感じずに生きていくことは不可能です。ですから、将来幸せな生活を送るためには、このストレス耐性を高めることはとても重要な要素になります。このストレス耐性を上げるには、幼少期のうちから様々な経験を積み重ねることが必要不可欠です。親としては我が子に極力「辛い思いをさせたくない」、「いつも笑顔で過ごしてほしい」と思うのは当然ですが、その思いだけで子どものストレスを全て排除しようとしていると、結果的に将来子ども自身がストレスによって辛い人生を送ることにもなりかねません。園生活の中では、楽しいこともうれしいことも、辛いことも悲しいことも悔しいことも、様々な経験をすると思います。それらすべての経験をポジティブに受け止めること、その受け止め方や対処の仕方を子どもと共有することが大切です。「大切なのは、倒れないことより、起き上がること」子ども達の今の笑顔だけでなく、将来の笑顔につながる経験をたくさんしてほしいと思っています。一年間、どうぞよろしくお願いいたします。

 

園長 藤本 志磨

園だより 令和6年5月号

  徐々に日中の気温が上がってきました。まだ気温は上がっても湿度は高くないのでそこまでの厳しい暑さではないですが、体が暑さに慣れていない分、今から熱中症には十分に気を付けていきたいと思います。また、ご家庭でも夜の睡眠時間を十分にとり、朝食で水分と塩分も含めた栄養をしっかり補給して...