2024年2月17日土曜日

園だより 令和6年2月号

 2024年が始まりました。今年の干支は「甲辰(きのえ・たつ)」と呼ばれ、「甲」は十干の最初で、物事の始まりの意味。 十二支の「辰」は「昇り龍」などと呼ぶように、勢いよく活気にあふれた様子を意味するとのことで、「甲辰」は「新しいことに挑戦して成功する」「これまで準備してきたことが形になる」等、大変縁起の良い年になるといわれているそうです。しかし、元日から能登半島での大地震が起き、2日には羽田空港での航空機事故が起きるなど、とても悲しい新年のスタートとなってしまいました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、負傷された方々にはお見舞いを申し上げ、未だ行方不明の方々が無事に発見されることを心よりお祈り致します。また、被災された方々も、極寒の中での避難生活は私たちの想像を超える苦しみだと思います。救済や復旧のために全国各地の自治体や自衛隊・警察・消防から応援の手が差し伸べられ、国内外からもたくさんの支援が寄せられていますが、一日も早く安心できる日々を取り戻せるよう応援したいと思います。

 

 一年の始まりが悲しいスタートとなってしまいましたが、これから先は少しずつでも良い一年になるよう、私たちも過ごしていきたいと思います。冒頭でも書いた通り、「甲辰(きのえ・たつ)」という年は縁起の良い年とされています。信じるか信じないかは各々の考え方次第ですが、人間は良くも悪くも思い描いた方向に進んでいくという話をよく耳にします。自分が前向きにポジティブに物事をとらえ、夢を叶えたり、目標を達成したり、楽しんだり、喜んだり、そんなイメージをいつも頭の中に思い描いて頑張っていると、次第に現実がそのイメージに近づいていくということです。私の勝手な憶測ですが、そうやっていつも前向きに良いイメージを思い描きながら頑張って生きていると、自分自身の成長はもちろんのことですが、自分でも知らないうちにその頑張りを周囲の人たちが評価してくれて、応援してくれたり、協力してくれたり、アドバイスをくれたりなど、自分以外の周囲の状況もその夢への歩みを後押ししてくれる状況が出来上がってくるのではないかと思っています。それが、自分自身の成長+αになって夢がより近づいてくるのではないかと思います。そしてその逆もまた然り。ネガティブな発想でマイナスのイメージばかり持っていると、本当にその流れに乗ってしまいます。自分の気持ちが自分でも気付かないうちに言葉や態度になってマイナスのエネルギーとなって周囲に伝わり、マイナスがマイナスのエネルギーを引き寄せていくのでしょう。

「奇跡は起きるものではなく、起こすもの」という言葉があります。運も周囲の力もみんなを引き付けられるよう、できるだけいつも明るく前向きにプラスのエネルギーを発していきましょう。そうすれば必ず夢に近づいていきます。今年も一年頑張りましょう!

 園長 藤本 志磨

園だより 令和6年5月号

  徐々に日中の気温が上がってきました。まだ気温は上がっても湿度は高くないのでそこまでの厳しい暑さではないですが、体が暑さに慣れていない分、今から熱中症には十分に気を付けていきたいと思います。また、ご家庭でも夜の睡眠時間を十分にとり、朝食で水分と塩分も含めた栄養をしっかり補給して...