すっかり秋らしさが増してきた今日この頃です。まだ寒いというほどではありませんが、快晴で日差しが強くてもそれほどの暑さを感じない位の陽気になってきました。園庭では落ち葉やドングリ拾いをする子どももいて、そんな光景からも秋が感じられます。運動会も終わり、これから一層秋の深まりを感じられるようになってくるでしょう。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、何をするにも気持ちの良い季節ですが、ここ数年は秋を感じられる日が少なくなって、あっという間に冬がやってくる印象があります。今年は穏やかに秋を満喫出来たらいいな、と思います。
さて、改めまして幼児クラスの保護者の皆様、運動会でのご協力誠にありがとうございました。本来であれば3歳児から5歳児まで全員揃って、それぞれの学年の良さや成長を見て頂き、更にご家族の皆様や卒園児・未就園児の方々にもご参加いただける運動会にしたかったところですが、今年度も競技数を絞り、学年毎の分散開催という形になりました。園としては残念な部分はありますが、子ども達は開催方法に関わらず、コロナ禍前と同じように暑い夏の時期も一生懸命練習を積み重ねてきました。本当に感心するほどです。本番で力を発揮できるのは、そういった積み重ねと自信があるからこそだと思います。また、当日たくさんのお客様に大きな拍手を頂けたこと、お家でたくさん褒めてもらえたことが、大きな自信と達成感、今後の力の源となります。今回の自信をまた次の目標に向かう力に変えて、これからも頑張ってほしいと思います。
新型コロナウイルスも数か月前に比べると少し落ち着きを見せてきていますが、「第6波は必ず来る」という専門家の意見もあり、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、心の不安の解消はまだまだ先になりそうな気配です。急激な感染者減少の理由はハッキリとわかっていませんが、少なくともマスク、手洗い(手指消毒)、消毒、ソーシャルディスタンスは一定の効果があることがわかっています。この少し落ち着いた期間が少しでも長く続くように、一人ひとりが引き続き感染対策を継続していきましょう。この後もこども達が楽しみにしている行事がたくさん控えています。できればこのまま更に状況が良くなり、その間に治療薬が開発されて、この不安な状況が少しでも改善されることを心から願っています。そうすれば、またみんなで一緒に時間を共有し、一緒に応援し、一緒に喜び、一緒に感動することができます。気を緩め過ぎず、この期間を上手に過ごしましょう。
園長 藤本 志磨
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