2021年6月19日土曜日

園だより 令和3年7月号

 晴天の日は日中の気温が随分と上がり、夏の訪れを感じ始めている今日この頃ですが、それほど湿度が高くないお陰で、30度近い気温でも真夏のような強烈な暑さほどには感じません。湿度が体に与える不快感が、いかに大きなものかを改めて感じています。これから梅雨へ突入するとともに一気に不快感とストレスがやってきます。熱中症には十分に気をつけながら活動していきたいと思います。また梅雨の時期は急に涼しく肌寒い日もあります。体調を崩しやすい時期でもありますから、ご家庭でも体調管理を宜しくお願い致します。

 

さて、いよいよ東京オリンピックまで約1ヶ月となりました。個人的には今でも「本当にやるの?」「大丈夫なの?」という思いはありますが、どうやら何がなんでも開催しそうな雰囲気となってきました。その賛否の意見は様々あると思いますが、もし本当に開催するとなれば、日本の選手達をしっかり応援する以外にありません。国内は開催に対する賛成派と反対派に二分され、過去にこれ程複雑な思いでオリンピックやパラリンピックに出場した代表選手達はいなかったのではないでしょうか。また本来であれば競技に集中し、不安があるとすれば競技の結果くらいであるはずのこの時期に、競技以外のことでこれ程不安な思いをした選手達もあまりいなかったことと思います。オリンピック・パラリンピックの開催に関しては、選手達は何も悪いことはないのですから、始まったらしっかり応援し、選手達と共に喜びや悔しさを共有したいと思います。但し、今回のオリンピック・パラリンピックの成功か失敗かの評価は、開催後の新型コロナウイルス感染拡大状況が大きなポイントとなります。どんなに混乱なく、事故もなく終えられても、コロナが大きく広まってしまえばそれは確実に失敗とみなされ、悪い意味での歴史に名を残すことになってしまい、折角好成績を収めた選手達にとっても後味の悪い大会となってしまいます。開催の是非はギリギリまででも議論や検討をしてもらい、もし開催となればしっかり家のテレビで応援しましょう。開催するのであれば、とにかく無事に、感染対策をしっかりと行って成功と言える大会にしてほしいと思います。そして私達国民もそこに協力し、感染防止を改めて徹底しましょう。

毎回オリンピックには人として勇気や感動をもらうドラマがたくさん生まれます。競技そのものの結果だけでなく、そこに隠された人として学ぶべき姿を、是非子どもたちにも伝える良い機会にして頂きたいと思っています。

 

(開催するのであれば、)がんばれ!ニッポン!

園長 藤本 志磨

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