2026年7月15日水曜日

園だより 令和8年度 8.9月号

 

今年は涼しい日が続き、「夏が来た」という実感が薄いまま、気が付けば1学期も終わりを迎えようとしています。ようやく夏らしい暑さを感じる日が増えてきましたが、子どもたちが楽しみにしている夏休みはすぐそこまでやってきています。

この1学期は、子どもたち、保護者の皆様、そして職員にとって、どのような3か月半だったでしょうか。新しい環境に戸惑い、不安や緊張から長く感じた方もいれば、新しい友達との出会いやさまざまな経験を通して、あっという間に過ぎたと感じる方もいるかもしれません。

時間は誰にとっても同じように流れていますが、その長さや速さは、過ごし方や気持ちによって大きく変わります。子どもたちにとって、この1学期が「楽しかった」「また明日も幼稚園に行きたい」と思える時間になっていたなら、私たち職員にとって何よりの喜びです。

さて、夏といえば、海やプール、花火などをはじめ、子どもにとっては楽しみなことがたくさんある季節だと思います。この時期の経験は、子どもの感性や感覚が大きく成長する貴重な期間だと思っています。

旅行や帰省などの特別な体験だけでなく、公園で遊んだこと、一緒に料理をしたこと、一緒に虫取りをしたこと、夜空を眺めたことなど、日常の何気ない出来事も、子どもたちにとっては大切な宝物になり、心の成長にも繋がります。是非、夏にしかできない体験をたくさん親子でしていただいて、思い出の多いあっという間の夏を過ごしていただきたいと思います。

また、一方で夏は楽しいことばかりではなく、危険が隣り合わせです。毎年夏になれば、熱中症の事故、川や海での事故のニュースが多くなります。

幼稚園でも、子ども達に多くの経験をさせてあげる、良い思い出を作ってあげることを大切にして臨海保育を行いますが、安全面には十分配慮して、子ども第一で楽しみながら過ごしていきたいと思います。ご家庭でも、楽しみを大切にしながらも、健康面、安全面には十分配慮いただき、2学期に全園児が元気に登園できるように過ごしていただければ幸いです。

 それでは、1号認定は一か月以上の夏休みに入ります。23号認定は引き続き登園されるご家庭が多いかと思いますが、お盆休み等のお休みがあるご家庭も多いと思いますので、心と体をリフレッシュしながら、今しかできない子ども達との思い出づくりを大切にして、充実した7月、8月をお過ごしください。

また始業式で、夏休みの思い出を話してくれる子ども達と会えることを楽しみにしております。

 1学期、園運営に対したくさんのご理解とご協力を賜りまして誠にありがとうございました。引き続き2学期も宜しくお願い申し上げます。

 

 

園長 藤本 利樹

2026年7月1日水曜日

園だより 令和8年度 7月号

 

暑さが少しずつ増し、本格的な夏の訪れを感じる季節となりました。子どもたちは汗をかきながらも、運動会に向けた練習に一生懸命取り組んだり、元気いっぱいに遊んだりと、毎日笑顔あふれる姿を見せてくれています。

早いもので、1学期もあと少しとなりました。4月当初の初々しい姿も、今ではすっかり落ち着き、新しいお友達やクラスの中で、それぞれが自分なりのペースで幼稚園生活に馴染んでいる様子が見られます。

さて、今月は「挨拶」について触れたいと思います。

私は5月下旬頃から、職員に対して「挨拶の大切さ」を話す機会が増えました。お客様を園内にご案内している際、大人が挨拶をしないと、子どもたちも挨拶をしにくい雰囲気が園全体にあると以前から感じていました。

最近は、子ども達から進んで挨拶をしてくれる子が徐々に増えてきており、職員の意識付けにも感謝しているところであります。

では、「なぜ挨拶をするのか」と聞かれると、以前の私は「人として当たり前のことだから」「挨拶をされると気持ちが良いから」といった、少し抽象的な答えしかできませんでした。しかし、先日参加した脳科学のセミナーで、挨拶には私たちが思っている以上に大きな意味があることを知りましたので、今回はその内容を簡単に少しだけ共有したいと思います。

まず一つ目は、「心を開くきっかけになる」ということです。挨拶は、相手を認識し、「仲間であること」「繋がりがあること」を脳内に感じさせるメッセージでもあります。(脳内の快感を感じる部分が反応するそうです)挨拶を交わすことで安心感が生まれ、少しずつ相手との距離が縮まり、信頼関係が築かれていくようです。

幼児教育においても、子どもたちが安心して過ごせる環境をつくることは何よりも大切です。そのためには、まず大人が率先して挨拶を交わし、温かな雰囲気を作っていくこと、子どもの心を開き、信頼関係を築いていくことが重要だと改めて感じています。

そして二つ目は、「考える力や集中力を支える脳の働きにも良い影響が期待できる」ということです。人との挨拶や良好なコミュニケーションによって脳が心地よさを感じると、記憶や情報整理に関わる働きが活性化しやすくなると言われています。これは、複数のことを同時に考えたり、順序立てて行動したりする「ワーキングメモリ」とも関係していくそうです。

もちろん、挨拶をしただけで全てが身につくわけではありません。しかし、毎日の小さな積み重ねが、子どもたちの安心感や人との繋がり、そして将来の土台づくりにつながっていくのだと感じています。

園でも引き続き、子どもたちが率先して挨拶を交わせる環境づくりを大切にしていきたいと思います。ご家庭でも、ぜひ日々の挨拶を大切にしていただければ幸いです。

 

園長 藤本 利樹

園だより 令和8年度 8.9月号

  今年は涼しい日が続き、「夏が来た」という実感が薄いまま、気が付けば 1 学期も終わりを迎えようとしています。ようやく夏らしい暑さを感じる日が増えてきましたが、子どもたちが楽しみにしている夏休みはすぐそこまでやってきています。 この 1 学期は、子どもたち、保護者の皆様、そ...