11月に入り朝晩も一気に寒くなってきました。日中との気温差も大きく、発熱や伝染病に罹る園児も徐々に増えてきています。体調管理に十分注意して、元気に登園できるようにしましょう。また、体調の悪い場合は無理をせずに必ず病院で医師の診断を受けるようにしてください。保護者の「大丈夫だろう」という安易な判断や無理な登園によって多くの園児に感染が広がり、学級閉鎖や学年閉鎖、園全体が休園という結果を招く場合もあります。(幼保連携型認定こども園では、2号認定や3号認定の園児の場合でも学級閉鎖等を実施する場合があります。) また、園でも感染拡大予防の為に伝染病の疑いのある場合はお迎えをお願いすことになります。集団生活を送る上での配慮として、ご理解とご協力をお願いいたします。
さて、日本中が熱狂したラグビーワールドカップが、南アフリカの優勝で幕を下ろしました。私、にわかラグビーファンも本当に心を熱くし、様々な面で感動と興奮を味わうことができました。また、数々の熱い試合と同様にこの日本大会全体の成功や日本という国、日本人を海外の皆さんが評価してくれたこともとても嬉しい事でした。
それにしても、ラグビーの「ノーサイドの精神」というのはとても素晴らしいものだと感じました。あれだけ激しい接触があるスポーツですから、心の中ではお互いにある意味ケンカ状態のように見えますが、試合が終われば共に戦った仲間としてお互いをリスペクトし、讃え合う姿は見ていても本当に気持ちが良いものでした。
昨今は何かと言葉や態度に対する挙げ足取りが多かったり、他人の批判ばかりしている話題が多く、なんと息苦しい窮屈な世の中だろうと思うことが度々ありましたが、久しぶりに「やっぱり人間っていいな」と思える話題でした。私達の日常の中でも、見習うことが多くあったように感じました。「いいな」と思ったことは自らどんどん積極的に影響を受ける、そうやって自分自身も成長していきたいと思います。
もう一つ最近感じているのは、昔はこの競技で日本(日本人)が世界とまともに戦えるなんて想像もしていなかったような競技で、日本チームや日本人が世界で活躍することが増えてきたように思います。ラグビー、陸上100m、4×100mリレー、バスケットボール(八村塁、渡邊雄大)などなど、私が気がついていない競技も他にもあるかもしれません。恐らくある時期までは周囲の人たちも「まさか」「無理だろう」と思っていた人が多かっただろうとおもいますが、少なくとも本人達は本気でその夢のような世界にたどり着く事を考えながら日々練習に励んできたのだと思います。改めて、諦めないことの大切さ、努力によって夢を現実にすることができること、そんな大事な大事な事を現実のものとして教えらました。これからのこども達の長い人生のために、頑張ること、諦めず投げ出さず最後までやり抜くこと、子どもたちにも是非学んでほしい事ですね。そして、私達大人も子どもたちに負けないように、できればその最も身近なお手本となれるように頑張っていきましょう!
園長 藤本 志磨
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