朝夕と日中、昨日と今日、気温差の大きい今日この頃です。衣服や寝具の調整などをこまめに行いながら、体調管理に気を付けていきましょう。また感染症が流行る時期でもあるので、「ただの風邪だろう」と安易に考えず、体調の悪い時はお家で静養しながら様子をみたり、病院で受診するなどして、感染拡大予防にもご理解とご協力をお願いいたします。
10月6日の運動会では、皆様のご協力のおかげで大きな事故もなく無事に終えられることができました。感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
今年度は、昨今の気温の問題等に配慮して午前開催ということにさせて頂きました。以前の運動会をご存じの方は物足りなさを感じる方もいらっしゃったかと思いますが、10月初旬とは思えないほどの気温になることも考えると、苦渋の選択ではありましたがこのような形での開催はやむを得ないかと思っております。
また、時間が短くなる分、限られた時間内でどのようなプログラムで実施するかということもいろいろと迷うことがありました。全学年それぞれひとつの目標に向けて頑張って取り組む経験とその喜びや達成感を感じることができる機会をつくりたい。そしてそれは2歳児の子ども達にもチャレンジすることができるのではないか。ということで、2・3歳児はお遊戯、4歳児はパラバルーン、5歳児は和太鼓の披露に向けて練習を頑張ってきました。
またその他の競技では、3歳児は競争心の芽生えにまだバラつきがあるので、個人的な競争よりも親子で一緒に楽しめる親子競技の方がいい。4歳児は個人の競争ではなく、みんなで力を合わせて競争する競技がいい。そしてどうせなら運動会ならではの競技の一つである綱引きは、子ども達も楽しんで取り組めるのではないか、ということで綱引きに決定。そして5歳児になると随分と競争心が出てきているので、個人での徒競走。勝ち負けという結果が出てしまいますが、一番大事なことは何があっても最後まで一生懸命に力を出し切って走りぬくことだということを伝える。そして勝つことの喜びや負けることの悔しさを味わうこともまた大切な経験のひとつ。問題はその結果を自分の中でどう受け止めて、その経験をどう次に活かせるかということが大事で、その点では園やご家庭での協力が必要となることもあります。
また、学年ごとではなく全学年で開催することで、大勢の観客の前で何かを披露する緊張感を感じつつ、大きな拍手による充実感、達成感を感じて子ども達の自信に繋げる。そして特に5歳児の和太鼓演奏は、園の最高学年の姿を年下の学年の子にもできるだけ見てもらうことで、憧れや夢として来年以降の意欲に繋げながら、青葉幼稚園の歴史や伝統を受け継いでいってもらいたい、という思いもありました。
運営する私たちは毎年100点満点というのはなく、反省点が必ずあって次への課題が残ることばかりですが、こども達は本番でどんな結果になろうともそこまで頑張ってきたことが全てで、実は運動会が始まる時点で既に100点満点確定です。あとはそれぞれの結果をどうやって明日からのプラスの力に変換できるかです。これからの更なる成長に期待しつつ、こども達とともにこれからも頑張っていきます!
園長 藤本 志磨